LRTKレフィクシア株式会社

NETIS技術を強い磁場の近くで使う際に確認したい6つの注意点

NETIS技術でも強い磁場への耐性は個別に確認する

NETISを活用して施工管理、測量、計測、出来形確認、位置情報取得などを効率化する現場が増える一方、導入する機器の使用環境については個別に確認する必要があります。特に注意したいのが、強い磁場や電磁ノイズが存在する場所です。

建設現場には、磁場を発生させる設備が意外に多くあります。大型の電動機、発電設備、変圧設備、大電流が流れる電力ケーブル、溶接設備、電磁石を使用する設備などが代表例です。また、磁場そのものを発生させる装置がなくても、大量の鉄骨、鋼製配管、鋼矢板、重機、鉄筋、金属製仮設材などの近くでは、電子機器の磁気センサーが周囲の磁気環境の影響を受けることがあります。

ここで重要なのは、「NETISに登録されている技術だから、あらゆる環境で同じ性能が保証されている」と考えないことです。NETISは新技術に関する情報を確認するための仕組みであり、登録されているすべての機器が同一のセンサー構成や耐環境性能を持っているわけではありません。

位置情報を扱う技術でも、GNSS受信機を中心に構成されたもの、慣性センサーを組み合わせるもの、磁気センサーから方位を取得するもの、画像や点群を利用して自己位置を推定するものなど、仕組みはさまざまです。磁場の影響を受けやすい部分も機器によって異なります。

そのため、強い磁場が想定される現場でNETIS技術を使用するときは、「その技術が磁場の影響を受けるか」という大きな質問だけでは十分ではありません。どのセンサーが使用され、どのデータが磁気情報に依存し、異常が発生した場合にどのような挙動になるのかまで確認することが重要です。

磁場の問題で特に注意すべきなのは、機器が完全に停止するとは限らない点です。機器自体は正常に動いているように見えても、方位だけが徐々にずれたり、AR表示の向きが不安定になったり、測定画面上の方向が実際の方向と一致しなくなったりする可能性があります。

このような状態では、作業者が異常に気づかないまま計測を継続してしまうことがあります。そのため、現場導入前に影響の可能性を整理し、影響が出たときに判断できる確認方法を決めておくことが重要です。

注意点1 磁気センサーや方位情報への影響を確認する

強い磁場の近くで最初に確認したいのが、使用する機器が磁気センサーを利用しているかどうかです。

位置情報を扱う端末には、方位を推定するためのセンサーが搭載されている場合があります。磁気センサーは地球の磁場を検出することで方向を推定しますが、周囲に強い磁場を発生させる設備や大量の鉄があると、地球磁場とは異なる磁気成分を検出する場合があります。

この影響によって起こりやすいのが、方位表示のずれです。

たとえば、実際には北方向を向いているにもかかわらず、画面上では北東や北西を向いているように表示される場合があります。また、同じ場所で端末を少し動かしただけで方位が急激に変化したり、停止している状態でも方位表示が細かく動いたりすることがあります。

施工現場で単純に現在位置だけを確認する場合は、多少の方位誤差が作業に大きな影響を与えないこともあります。しかし、座標誘導、AR表示、構造物の方向確認、埋設物の位置確認など、端末の向きと表示内容を関連付けて使用する機能では注意が必要です。

特にARを利用する場合、位置が正しくても端末の姿勢や方位の推定が不安定になると、画面上に表示された線やモデルが現実空間に対して回転して見える場合があります。

この状態を位置精度の問題と誤認すると、原因調査が難しくなります。

現場ではまず、位置と方位を別々に確認する考え方が必要です。既知の構造物や道路方向など、目視で方向を確認できる対象を利用して、表示される方位と現実の方向が一致しているかを確認します。

同じ場所で端末を複数方向へ向けたときに、方位表示が滑らかに変化するかも確認します。ある方向だけ急に表示が変化する場合は、周囲の金属構造物や設備の影響を疑う材料になります。

さらに重要なのは、磁気センサーを使用しているからといって、機器全体の測位精度が同じように悪化するとは限らないことです。位置、方位、高さ、姿勢など、それぞれの情報がどのセンサーから生成されているかを把握しておくと、異常が発生したときに原因を切り分けやすくなります。

注意点2 磁場の発生源から必要な離隔距離を確保する

磁場の影響が疑われる場合に有効な方法の一つが、発生源から距離を取ることです。

磁場の強さは発生源の種類、構造、電流、周囲の金属配置などによって変化するため、「何メートル離れれば必ず安全」と一律に決めることはできません。そのため、現場では設備ごとの条件と機器の仕様を確認しながら、安全に使用できる位置を判断する必要があります。

たとえば、大型の電動設備がある場所で計測するとします。設備のすぐ横で方位表示が不安定でも、数メートル移動した場所では安定する可能性があります。この場合、影響範囲を確認し、計測開始位置や基準確認位置を磁場の影響が小さい場所へ設定する方法が考えられます。

注意したいのは、距離だけで判断しないことです。

地下設備や壁内部に大電流のケーブルが敷設されている場合、外観から磁場の発生源が分からないことがあります。床面で使用している端末の表示だけが特定の位置で不安定になり、原因を調べたところ床下に電力ケーブルが通っていた、という状況も考えられます。

また、現場の設備は常に同じ状態とは限りません。

電動機が停止しているときと運転しているときでは磁気環境が変化する可能性があります。溶接作業についても、作業していない時間帯には問題がなく、通電しているときだけ周囲の電子機器に影響が現れる場合があります。

そのため、試験使用を行う場合は設備停止時だけで確認するのではなく、実際の施工と同じ運転状態でも確認することが重要です。

離隔距離を決める場合には、現場内で使用可能範囲を整理しておくと運用しやすくなります。

たとえば、「この設備の近くでは方位確認を行わない」「この区画では基準確認をしてから作業する」「計測開始位置は設備から離れた場所にする」といった運用ルールです。

数値だけで離隔距離を決めるよりも、実際の機器挙動を確認しながら影響範囲を特定した方が、現場条件に合った運用を構築できます。

また、施工が進むことで磁気環境が変化する可能性も考えておく必要があります。

工事初期には鉄骨や設備が少なかった場所でも、施工後半には鉄筋、配管、機械設備、電力設備などが追加されます。導入時には問題なく使用できていた計測方法が、施工の進行後に不安定になる可能性があります。

長期工事でNETIS技術を使用する場合は、最初に確認した離隔条件を工事終了まで固定条件として扱うのではなく、周囲の設備条件が変わったときに再確認する運用が重要です。

注意点3 GNSS測位への影響と磁気センサーへの影響を分けて考える

強い磁場の近くで位置情報機器を使用するときによく起こる混乱が、「方位がずれたのでGNSS測位もずれている」と考えてしまうことです。

GNSS受信機は衛星から送信される電波を利用して位置を計算します。一方、電子コンパスなどに利用される磁気センサーは周囲の磁場を検出します。この二つは異なる仕組みです。

したがって、磁気センサーが周囲の鉄や磁場の影響を受けたからといって、そのことだけでGNSSによる位置座標が同じ量だけずれるとは限りません。

反対に、GNSSの位置精度が低下しているにもかかわらず、磁場の影響だと決めつけるのも適切ではありません。

GNSSでは、上空の見通し、衛星配置、建物や構造物による電波の遮蔽、反射波、補正情報の受信状況など、さまざまな条件が測位結果に影響します。

強い磁場が存在する工場、プラント、地下設備周辺などでは、大型の構造物が多いことも珍しくありません。そのため、磁気センサーへの影響と衛星電波環境の悪化が同時に起こる場合があります。

このような場所では、原因を一つにまとめずに切り分けることが重要です。

まず座標値や測位状態を確認します。既知点がある場合には、既知点上で取得した座標と基準座標を比較します。そのうえで、端末の方向表示やAR表示を確認します。

位置座標は安定しているのに方向だけが変化しているのであれば、方位推定側の影響を疑いやすくなります。一方、位置自体が大きく変動している場合には、GNSSの受信環境や補正情報の状態も確認する必要があります。

さらに、GNSS受信機周辺に電磁ノイズを発生させる設備がある場合には、単純な静的磁場とは別に高周波ノイズなどの影響も検討します。

つまり、「強い磁場」という言葉だけで問題を一括りにしないことが大切です。

磁気センサーが受ける磁場の影響と、GNSS受信機などの電子回路が受ける電磁ノイズの影響は分けて考えます。それぞれ発生原因や対策が異なるためです。

NETIS技術を現場へ導入する担当者は、機器がどの情報をどのセンサーから取得しているのかを事前に把握しておくと、トラブル発生時の切り分けが容易になります。

注意点4 電源ケーブルや大型電気設備からの電磁ノイズを確認する

強い磁場を検討するときには、静的な磁場だけではなく、周囲の電気設備から発生する電磁ノイズについても確認する必要があります。

建設現場では、発電設備、電動工具、溶接設備、ポンプ、大型モーター、電力ケーブル、仮設電源盤など、さまざまな電気設備が使用されます。

これらの設備の近くでは、運転条件によって電磁環境が変化する場合があります。

特に注意したいのが、計測機器と電源ケーブルの配置です。

通信ケーブルや計測用ケーブルと、大電流が流れる電力ケーブルを長い距離にわたって近接させると、構成によってはノイズの影響を受ける可能性があります。機器を設置するときには、説明書や技術資料に示された設置条件を確認し、必要に応じてケーブル配置を見直します。

また、機器本体だけではなく、周辺アクセサリーや電源系統も含めて確認することが重要です。

本体には問題がなくても、外部電源、通信機器、延長ケーブルなどを組み合わせたときに通信が不安定になることがあります。

「NETIS技術を導入したらデータ通信が途切れる」という現象が起きた場合でも、その原因がNETIS技術そのものにあるとは限りません。

電源品質、通信環境、ケーブル配置、接続機器、周辺設備などを順番に確認する必要があります。

現場で再現性の低い障害が発生すると、原因特定には時間がかかります。たとえば午前中は正常だったのに午後だけ通信が切れる場合、午後に稼働した設備が原因となっている可能性もあります。

そのため、異常が発生した時刻と周辺設備の稼働状況を記録しておくと、原因調査に役立ちます。

「14時10分に位置表示が不安定になった」という記録だけではなく、「同時刻に近隣の大型設備が運転していた」「溶接作業が開始されていた」「仮設電源設備の構成を変更した」といった周辺状況も残します。

現場の電子機器トラブルでは、単一の原因ではなく複数条件が重なっていることがあります。

磁場、電磁ノイズ、電源状態、通信状態、GNSS受信環境などを別々の確認項目として整理すると、原因を切り分けやすくなります。

注意点5 現場で基準確認と再校正を行える運用にする

強い磁場が存在する可能性のある現場では、作業開始前の基準確認を習慣化することが有効です。

電子機器は画面が正常に表示されているだけでは、測定値まで正常とは判断できません。そのため、作業前に「正常時にどのような結果になるか」を確認できる基準を用意しておきます。

位置情報を使用する場合には、既知座標を持つ点や現場内の管理点などを利用する方法があります。方位を利用する場合には、方向が明確に分かる構造物、道路、基準線などを確認対象にできます。

重要なのは、作業者が感覚だけで異常を判断しないことです。

「昨日より少し向きが違う気がする」という判断では、担当者によって結果が変わります。確認する場所と方法をあらかじめ決め、同じ条件で確認することで変化を把握しやすくなります。

センサーの校正が必要な機器については、メーカーが定める手順に従うことが基本です。

周囲に強い磁気を持つ設備や大量の金属がある場所で校正を行うと、その場所特有の環境を含んだ状態で調整される可能性があります。そのため、校正を実施する場所についても注意が必要です。

校正を行えば必ず問題が解決するわけではありません。

発生源のすぐ近くで継続的に強い磁場を受けている場合、校正後も使用中に方位情報が不安定になる可能性があります。校正だけを対策と考えるのではなく、使用場所の変更、離隔距離の確保、方位情報への依存度を下げるなど、複数の方法を組み合わせることが重要です。

また、再校正を頻繁に繰り返す前に、本当に校正が必要なのかを確認することも大切です。

位置情報が不安定な原因がGNSS環境や通信環境にある場合、磁気センサーを再校正しても改善しません。

現場でトラブルが発生したときには、まず症状を確認します。

位置がずれているのか、方位がずれているのか、通信が切れているのか、画面表示だけが不安定なのかを分けます。その後、該当するセンサーや通信経路を確認します。

こうした切り分け手順を現場内で共有しておけば、担当者が変わっても同じ方法で確認できます。

NETIS技術の導入効果を安定して得るには、高性能な機器を導入するだけではなく、「異常が起きたときに正常性を確認できる仕組み」を施工計画に組み込むことが重要です。

注意点6 異常発生時の記録と代替手順を決めておく

強い磁場の近くで機器を使用する場合、完全にトラブルを防ぐことだけを目標にすると運用が難しくなります。

設備の稼働状態、電流値、工事の進行、周囲の仮設物などによって環境は変化するためです。

そこで重要になるのが、「異常が起きた場合にどうするか」を事前に決めておくことです。

まず決めておきたいのが作業停止の判断基準です。

測位状態が一定の条件を満たさない場合、方位が基準方向と一致しない場合、通信が継続的に切れる場合など、結果の信頼性を確認できない状況では、そのまま成果データとして採用しないというルールを作ります。

施工管理では、データを取得すること自体よりも、そのデータがどのような条件で取得されたかを説明できることが重要です。

計測日時、計測場所、担当者、使用した機器、測位状態、周囲の設備稼働状況、異常の有無などを記録しておけば、後から結果を確認しやすくなります。

特に磁場や電磁ノイズのように目で確認しにくい要因では、現場写真も役立ちます。

計測位置と周囲の設備配置が分かる写真を残しておけば、「どの設備からどの程度離れた場所で計測したか」を後から確認できます。

また、代替手順も用意しておきます。

方位表示を利用できない場合には既知の基準方向から確認する、特定の区画だけ別の計測方法を使用する、設備停止時間帯に測定するなど、現場条件に応じた方法を準備します。

重要なのは、代替方法をトラブル発生後に初めて考えないことです。

施工当日に計測できなくなってから対応方法を検討すると、作業停止時間が長くなります。事前の施工計画や試験運用の段階で、利用不可となった場合の対応を決めておけば、現場への影響を抑えやすくなります。

NETIS技術を利用する目的は、新しい機器を導入することそのものではありません。

省人化、作業時間短縮、安全性向上、施工品質の確認、記録の効率化など、現場の課題を改善することが目的です。そのため、特定の条件で機器が不安定になった場合にも、工事全体を止めない運用設計が重要です。

強い磁場が想定される現場で事前確認したいポイント

強い磁場が想定される現場では、本施工の前に小規模な試験運用を行うと、問題を発見しやすくなります。

まず確認したいのは、使用予定場所で機器が安定して動作するかどうかです。

現場事務所など磁場の影響が小さい場所だけで動作確認をしても、実際の施工場所で同じ結果になるとは限りません。できるだけ本番と同じ設備条件、同じ時間帯、同じ設置位置で確認します。

設備が稼働すると磁気環境が変わる可能性がある場合は、停止状態と稼働状態の両方で確認すると違いを把握しやすくなります。

次に確認したいのが、表示値の再現性です。

同じ位置で複数回計測し、毎回大きく異なる値になる場合には、そのまま本施工に使用する前に原因を確認します。

特に位置情報では、一度だけ正しい値が得られたことよりも、同じ条件で繰り返し安定した結果が得られることが重要です。

方位についても同様です。同じ基準方向へ端末を向けたときに、毎回ほぼ同じ方向が表示されるかを確認します。

場所によって結果が変化する場合は、その地点周辺の鉄骨、配管、設備、ケーブルなどを確認します。

さらに、機器を少しずつ移動させながら確認すると、影響範囲を把握できる場合があります。

設備のすぐ近くでは方位が不安定でも、一定距離を取ると安定するのであれば、現場内で使用可能区域を設定できます。

測定結果だけではなく作業性も確認します。

磁場の影響を避けるために大きく迂回する必要がある場合や、毎回別の場所で校正が必要になる場合には、施工全体の時間に影響します。

導入前の試験では、「計測できるか」だけではなく「予定している作業時間内で継続運用できるか」を確認することが重要です。

安全面も忘れてはいけません。

強い磁場が存在する設備周辺には、高電圧設備、大型機械、高温設備、回転機械などが設置されている場合があります。計測精度を確保するために機器へ近づくことが、別の安全リスクを発生させてはいけません。

現場で使用位置を決めるときは、計測条件と同時に立入範囲や安全ルールも確認します。

また、強い磁場が想定される特殊な施設では、その施設独自の機器持ち込み規則が設定されている場合があります。

一般的な建設現場と同じ感覚で電子機器を持ち込むのではなく、施設管理者や設備管理担当者へ確認し、必要な手続きを済ませたうえで使用することが重要です。

NETIS技術を安定して活用するために現場記録を残す

強い磁場の近くでNETIS技術を活用するときは、機器単体の性能だけを見るのではなく、「どの環境で、どの機能を、どの条件で使うのか」を整理することが重要です。

特に確認したいのは、磁気センサーを利用しているか、磁場発生源から十分な距離を取れているか、GNSS測位と方位情報を混同していないか、周辺電気設備からの電磁ノイズがないか、基準確認を行えるか、異常時の代替方法を決めているかという点です。

強い磁場の影響は、必ずしも「機器が突然使えなくなる」という形で表れるとは限りません。

位置は正常でも方位だけがずれる、設備稼働中だけ表示が不安定になる、特定の場所を通過したときだけ挙動が変わるなど、限定的な症状として現れることがあります。

そのため、現場で違和感があったときに、その状況を記録として残せる仕組みが重要になります。

計測日時だけでなく、計測位置、周囲の設備、施工状況、機器状態、取得結果などを一緒に残しておけば、後からトラブルの原因を検証しやすくなります。

さらに、同じ現場で複数の担当者が作業する場合にも記録は役立ちます。

ある担当者が「この設備の近くでは方位表示が不安定になる」と把握していても、その情報が共有されなければ、別の担当者が同じ場所で再びトラブルに遭遇する可能性があります。

現場ごとの注意箇所や計測条件を記録し、施工情報として共有することで、個人の経験を組織の運用ルールへ変えることができます。

NETIS技術の活用では、機器を導入することだけに注目するのではなく、取得した情報を施工記録として残し、後工程でも確認できる状態にすることが重要です。

そのような現場記録の管理に活用できる選択肢の一つがLRTK Phoneです。

LRTK Phoneを活用すると、現場で取得した位置情報と写真などを関連付けながら記録し、施工状況を整理していくことができます。強い磁場が想定される場所で測定や確認を行った場合にも、どの位置で、どのような周辺環境のもと作業したのかを写真と位置情報を組み合わせて残しておけば、後日の確認や情報共有に役立ちます。

ただし、LRTK Phoneを含め、位置情報や各種センサーを利用する機器を特殊な電磁環境で使用する場合には、実際の現場条件と機器の仕様を確認したうえで運用することが基本です。

NETIS技術を効果的に活用するためには、「新技術だから大丈夫」と考えるのではなく、現場条件を把握し、試験し、記録し、必要に応じて運用方法を調整することが欠かせません。

強い磁場が存在する現場ほど、機器の表示だけを信頼するのではなく、既知点や基準方向との比較、周辺設備の稼働状況、取得データの再現性などを組み合わせて確認することが重要です。

こうした確認を日常の施工管理に組み込み、位置情報や現場写真、計測時の状況を継続的に残していくことで、NETIS技術をより安定して現場へ取り入れやすくなります。

現場を3Dで残して、あとから測る。
実際の画面と動画で使い方を確認できます。

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