LRTKレフィクシア株式会社

NETIS活用で現場引き継ぎ時の情報抜けを防ぐ7つの共有ポイント

NETISを現場引き継ぎに活かす基本的な考え方

公共工事の現場では、工期の途中で担当者が変更されたり、施工段階ごとに協力する担当者が入れ替わったりすることがあります。特に工期が長い工事では、着工時に新技術の導入を検討した担当者と、実際の施工を管理する担当者、出来形や完成書類を整理する担当者が異なることも珍しくありません。

こうした現場で問題になりやすいのが、担当者の交代そのものではなく、交代するときに「なぜこの技術を選んだのか」「どの条件で使用しているのか」「どこまで施工済みなのか」「何を記録しておく必要があるのか」といった情報が抜けてしまうことです。

NETISは、新技術に関する情報を収集し、共有・提供するための仕組みとして運用されています。掲載情報には申請情報や評価情報があり、新技術を比較、検討するときの参考情報として利用できます。一方で、NETISへの掲載自体が技術の性能を一律に保証するものではなく、申請情報については技術開発者からの申請に基づく情報である点にも注意が必要です。

そのため、NETISを現場引き継ぎに活用するときも、「NETISを見ればすべて分かる」と考えるのではなく、NETISを技術情報の共通基準として使いながら、実際の現場で発生した条件、設定、記録、判断を別途残しておくことが重要です。

例えば、同じNETIS掲載技術を使用していても、施工場所の地形、通信環境、施工規模、天候、作業員の習熟度、既設構造物の配置などによって、実際の運用方法は変わります。前任者が現場に合わせて行った工夫を口頭だけで伝えていると、担当者変更後にその情報が失われ、同じ試行錯誤を繰り返すことになりかねません。

NETISを活用した引き継ぎで重要なのは、登録番号や技術名称だけを伝えることではありません。「NETIS上の技術情報」と「この現場での使い方」を対応させて残すことです。

ここからは、NETIS活用時の現場引き継ぎで特に共有しておきたい7つのポイントを解説します。

共有ポイント1:NETIS登録情報と使用技術を特定できる状態にする

最初に共有しておきたいのが、現場で利用している新技術を誰でも特定できる情報です。

引き継ぎ時には、「測量の新技術を使っています」「ICT関係の技術を導入しています」といった曖昧な説明では不十分です。新しい担当者が資料を受け取った後、自分でNETIS上の情報を確認できるようにしておく必要があります。

基本となるのは、NETIS登録番号、技術名称、使用している工種、使用場所、使用開始時期です。特に登録番号は、似た名称の技術や類似する施工方法と混同しないための重要な識別情報になります。

また、現場で技術を採用した時点から時間が経過している場合には、引き継ぎ時点でNETIS上の情報を改めて確認することも重要です。着工前に印刷した資料だけを引き継ぐと、その後に情報が更新されていても気付かない可能性があります。

NETISでは、申請情報だけでなく、評価が行われた技術について評価情報が掲載されている場合があります。申請情報と評価情報は意味が異なるため、引き継ぎ資料では、どの情報を技術選定時の参考にしたのかも分かるようにしておくと理解しやすくなります。

さらに重要なのが、「NETISに掲載されている標準的な技術」と「現場で実際に使用している構成」を分けて記録することです。

例えば、現場では新技術そのものに加えて、補助器具、通信端末、基準点、電源、施工用の治具などを組み合わせて使用している場合があります。ところが、引き継ぎ資料にNETISの技術名称しか書かれていないと、新任担当者は現場で必要な周辺条件を把握できません。

使用機材の構成を文章で残し、どの機材が必須なのか、どの機材は代替可能なのかまで分けておくと、担当者変更後の準備ミスを減らせます。

同じ技術を複数の施工箇所で使用している場合には、どこで使用済みなのかも記録します。「工区全体で使用」とだけ記載するのではなく、対象区間や構造物単位で整理した方が、施工進捗との対応関係が明確になります。

引き継ぎを受けた担当者が最初に確認する資料だけで、「何の技術を、どこで、いつから、どの構成で使っているのか」が分かる状態をつくることが第一の共有ポイントです。

共有ポイント2:適用範囲と現場固有の制約条件を共有する

NETIS掲載技術を現場で利用するときには、技術の特徴だけでなく、適用できる条件と適用しにくい条件を理解しておく必要があります。

引き継ぎで情報が抜けやすいのは、この制約条件です。

新技術を導入した担当者は、導入前の検討段階で「この条件なら使用できる」「この場所では別の方法が必要」といった判断を行っています。しかし、その判断過程を記録していないと、後任者には結果しか伝わりません。

例えば、計測技術であれば、対象物までの距離、周囲の遮蔽物、必要な測定範囲、天候、照明、衛星受信環境、通信環境などが結果に影響する可能性があります。施工技術であれば、対象となる材料、施工厚、温度、使用する機械、施工面積、養生条件などが関係する場合があります。

重要なのは、一般的な注意事項をそのまま書き写すのではなく、この現場で実際に確認した制約条件を共有することです。

例えば、「橋梁下面では一部で通信が不安定になった」「構造物の近くでは測定条件を再確認した」「降雨時には作業を中断する運用とした」など、具体的な経験を残しておくと、後任者は同じ状況に直面したときに判断しやすくなります。

また、適用範囲には施工範囲だけでなく、成果物として利用できる範囲も含まれます。

新技術によって取得したデータを、現場確認の参考として使うのか、施工管理記録として使用するのか、出来形確認に利用するのかによって、求められる精度や記録方法は変わります。

「この技術で取得できるから使う」という判断だけではなく、「何の目的に使用するデータなのか」を明確にし、その目的に必要な条件を満たしているか確認する必要があります。

特に引き継ぎ後は、前任者が当然の前提としていた条件が見落とされやすくなります。使用できない条件、追加確認が必要な条件、従来方法と併用している条件を明文化しておくことが重要です。

NETISの情報を入口として技術の適用条件を確認し、現場で実際に発生した制約を追記する。この二段階の管理によって、現場固有のノウハウを引き継げるようになります。

共有ポイント3:導入目的と期待した効果を共有する

新技術の引き継ぎで意外と抜けやすいのが、「なぜ導入したのか」という目的です。

担当者が変わると、使用している機器や操作方法は引き継がれていても、導入目的が伝わっていないことがあります。その結果、技術を使用すること自体が目的になってしまいます。

NETISに掲載されている新技術は、施工性、安全性、品質、工程、環境への配慮など、さまざまな観点から導入が検討されます。しかし、同じ技術であっても、現場ごとに採用理由は異なります。

例えば、測量作業を省力化するために導入したのか、現場写真と位置情報を対応させるために導入したのか、施工前後の状態を記録するために導入したのかによって、確認すべき成果は変わります。

引き継ぎ資料には、「作業時間を短縮したい」「少人数で計測したい」といった大きな目的だけでなく、何を改善対象としていたのかを具体的に残します。

例えば、従来は施工箇所を確認するために複数人で測量していたので、その作業を一人でも実施しやすくすることを目的とした場合には、必要人数や作業時間の変化を記録しておくと効果を確認しやすくなります。

写真管理を目的としている場合には、撮影枚数そのものではなく、「どの場所の写真か分からなくなる問題を減らしたい」「再撮影を減らしたい」といった現場課題を共有することが大切です。

目的が明確であれば、後任者はその技術を継続すべき場面も判断しやすくなります。

一方、目的が分からない状態では、「前任者が使っていたから」という理由だけで継続することになります。その状態では、施工条件が変わっても使用方法を見直せず、本来の効果が得られない可能性があります。

新技術の導入目的は、機械やシステムの説明より先に共有するくらいの意識が必要です。

「現場のどの課題を解決するために導入し、何を確認しながら使っているか」を一文で説明できるようにしておくと、担当者変更後も運用方針がぶれにくくなります。

共有ポイント4:施工時の設定値と運用条件を残す

新技術の現場運用では、細かな設定が成果に大きく影響することがあります。

ところが、この設定情報は担当者個人の端末やメモに残されやすく、正式な引き継ぎ資料から漏れやすい情報でもあります。

計測系の技術であれば、座標系、高さの扱い、基準点、測定方法、測定回数、データ保存形式などがあります。施工支援系の技術であれば、使用条件、施工速度、設定値、確認周期、使用する材料や施工機械との組み合わせなどが考えられます。

前任者と後任者が同じ技術を使用していても、設定が違えば同じ結果になるとは限りません。

特に座標を扱う現場では注意が必要です。座標系、基準点、高さ基準などの設定が異なると、取得したデータを重ね合わせたときに位置が合わなくなる可能性があります。

前任者が設定を理解して正しく運用していたとしても、その情報が端末の中だけに保存されていれば、機器交換や担当者変更をきっかけに失われることがあります。

そのため、重要な設定については、設定画面だけに頼らず、引き継ぎ資料にも文字として残しておくことが重要です。

また、設定値だけでは十分ではありません。その設定を採用した理由も残しておくと、後から条件変更が必要になったときに判断できます。

例えば、施工範囲が広くなった、使用する基準点を変更した、作業時間帯が変わった、別の工区で利用することになったといった場合には、従来の設定をそのまま使えるとは限りません。

「現在の設定」と「その設定を採用した理由」をセットで共有することで、後任者が条件に応じて見直せるようになります。

さらに、運用条件として、作業開始前の確認事項も引き継いでおきます。

機器の充電状態、通信状態、必要なデータの読み込み、基準点の確認、時刻設定、空き容量など、作業前に確認すべき項目がある場合、それらを毎回同じ順番で確認できるようにするとミスを減らせます。

熟練した担当者は無意識に確認しているため、引き継ぎ時に説明を忘れやすい部分です。操作説明よりも、作業前確認と終了後確認を明文化した方が、現場では役に立つことがあります。

共有ポイント5:実際の活用結果と注意点を共有する

NETISを活用して新技術を導入した後は、カタログ上の特徴だけでなく、実際の現場でどのような結果だったかを残すことが重要です。

NETISの仕組みでは、対象となる新技術について現場での活用結果を確認し、評価につなげる考え方が取り入れられています。活用効果を確認するときには、従来技術との比較だけでなく、現場条件を踏まえて結果を見ることが大切です。

引き継ぎ資料でも同じ考え方が使えます。

例えば、「作業が速くなった」とだけ書くのではなく、どの作業が減ったのかを残します。準備時間が減ったのか、測量人数が減ったのか、現場から事務所に戻って整理する時間が減ったのかでは、意味が異なります。

また、良かった点だけを残すのではなく、うまくいかなかった場面も共有します。

新技術の導入直後には、操作に慣れるまで時間がかかったり、現場条件によって期待した結果を得られなかったりすることがあります。その情報は失敗ではなく、後任者にとって重要な運用ノウハウです。

例えば、「この区間では遮蔽物が多いため別の確認方法を併用した」「大量のデータを一度に処理すると整理に時間がかかった」「撮影ルールを統一するまで写真整理にばらつきが出た」といった事実を残しておけば、同じ問題を繰り返しにくくなります。

現場引き継ぎでは、成功例だけを整理した資料よりも、判断に迷った事例を含む資料の方が役立つことがあります。

さらに、施工途中で運用方法を変更した場合は、変更前と変更後の違いも残します。

例えば、当初は一日の作業終了後にまとめてデータを整理していたものの、データ量が増えたため施工区間ごとに整理する方法へ変更したとします。この変更理由を残していなければ、後任者が以前の非効率な方法に戻してしまう可能性があります。

現在の方法だけでなく、「なぜ今の方法になったのか」という履歴を共有することが重要です。

新技術の引き継ぎは操作マニュアルの受け渡しではありません。現場で得られた経験を次の担当者が再利用できる状態にすることが目的です。

共有ポイント6:写真・位置情報・施工記録の保管場所を統一する

NETIS活用時の引き継ぎでは、技術情報だけでなく、実際に取得した施工記録の管理方法も重要になります。

現場では、施工写真、測量データ、位置情報、点群、検査記録、日報など、多くのデータが発生します。それぞれが別のフォルダや担当者の端末に保存されていると、担当者が変わった瞬間に情報を探すことが難しくなります。

特に問題になりやすいのが、「データは存在するが、どの施工箇所のデータなのか分からない」という状態です。

ファイル名が撮影日時だけになっていたり、複数工区の写真が同じフォルダに保存されていたりすると、数か月後に資料を見た担当者が内容を判断できません。

そのため、引き継ぎ前から保管ルールを統一しておくことが重要です。

工区、施工箇所、施工日、作業内容など、後から検索するときの基準を決めておきます。写真だけでなく、測量結果や施工前後の記録についても同じ考え方で整理すると、関連するデータを探しやすくなります。

位置情報を扱える技術の場合は、写真や計測結果を位置と対応させて保存すると、引き継ぎの負担を軽減できます。

例えば、施工写真について「どこを撮影した写真なのか」を文章だけで説明するのではなく、位置情報と対応させて管理できれば、新任担当者でも現場との関係を把握しやすくなります。

一方、位置情報が付いているだけで十分とは限りません。

「施工前」「施工中」「完成」「補修後」など、何を記録したデータなのかが分かる情報も必要です。同じ位置で複数回記録を行う場合、時系列が分からなければ比較できません。

そのため、位置、日時、作業内容を組み合わせて管理することが有効です。

引き継ぎ時には、データそのものを渡すだけではなく、保存場所と閲覧方法も共有します。

共有フォルダのどの階層に何が入っているのか、最新版の資料はどれなのか、現場で取得したデータと完成書類用に整理したデータがどのように分かれているのかを明確にしておきます。

担当者の端末にしか存在しないデータがある場合は、引き継ぎ前に共通の保管場所へ移動しておく必要があります。

現場記録の整理は、完成時にまとめて行うより、施工中から引き継ぎを想定して行う方が負担を抑えられます。

共有ポイント7:次の担当者が行う確認作業を明確にする

最後の共有ポイントは、「次に何をするのか」を明確にすることです。

現場引き継ぎでは、過去の情報を整理することに意識が集中しやすいですが、後任者にとって最も重要なのは、引き継ぎ後に自分が何を確認し、何を実施すればよいのかという情報です。

例えば、新技術を継続使用する場合には、次回使用予定日、対象となる施工箇所、事前準備、確認が必要な設定、施工後に保存するデータなどを明確にしておきます。

「引き続き使用してください」だけでは、どこまで前任者が準備していたのか分かりません。

また、発注者や現場関係者と確認中の事項がある場合には、その内容と現在の状況も共有します。

資料を提出済みなのか、回答待ちなのか、施工前に再確認する必要があるのかによって、後任者の対応は変わります。

NETIS情報についても、引き継ぎ時点で確認した日付を残しておくと、後任者が再確認するタイミングを判断しやすくなります。

新技術に関する情報や運用は将来変更される可能性があるため、保存した資料だけを長期間使い続けるのではなく、必要に応じて最新情報を確認する運用が重要です。

さらに、未解決事項は明確に分けておきます。

現場では、すべての問題を解決してから担当者交代できるとは限りません。「この条件で使用できるか確認中」「次回施工時に精度を再確認する」「追加データを取得して比較する」といった未完了の事項が残ることがあります。

これらを通常の作業記録に混ぜてしまうと、引き継ぎ後に見落とされる可能性があります。

未完了事項については、何を確認するのか、いつ確認するのか、確認結果をどこに記録するのかまで残しておくと、対応漏れを減らせます。

良い引き継ぎとは、過去を詳しく説明することだけではありません。後任者が翌日から迷わず作業を続けられる状態をつくることです。

NETISの情報と現場記録を混同しないことが重要

NETISを利用した新技術の管理で注意したいのが、NETIS上の情報と現場独自の施工記録を混同しないことです。

NETISには、新技術の概要、特徴、適用条件、実績など、技術を検討するための情報が掲載されています。しかし、それだけで個別現場の施工履歴まで分かるわけではありません。

例えば、NETISで確認できる技術情報が同じであっても、現場Aと現場Bでは使用した場所、施工日、設定、担当者、周辺環境が異なります。

現場引き継ぎで必要なのは、その差を明確にすることです。

NETIS情報を共通の基礎情報として利用し、その上に現場固有情報を追加して管理する考え方が分かりやすいでしょう。

また、NETISに掲載されているという事実だけを理由に、個別の施工条件に対する適合性を判断しないことも重要です。NETISの掲載情報は新技術活用を検討するための参考情報であり、個別現場で利用するときには現場条件や発注条件などを確認する必要があります。

引き継ぎ資料には、「NETISで確認できること」と「現場で確認したこと」を分けて記載しておくと、後任者が情報の性質を判断しやすくなります。

例えば、技術の基本概要や一般的な適用条件はNETISで確認し、現場の使用場所、設定、作業履歴、問題点については社内の施工記録で確認する、という役割分担です。

情報源を整理しておくことで、一つの資料にすべてを書き込む必要もなくなります。

引き継ぎ資料を更新し続けられる運用にする

どれだけ詳しい引き継ぎ資料を作っても、作成した後に更新されなければ、時間の経過とともに実態と合わなくなります。

そこで重要になるのが、引き継ぎ資料を「担当者交代の直前につくる資料」ではなく、「日常的に更新している現場情報」として扱うことです。

施工箇所が変わったとき、設定を変更したとき、トラブルが発生したとき、運用方法を変更したときに、その内容を記録します。

日々更新されていれば、急な担当者変更が発生しても、ゼロから資料を作り直す必要がありません。

特に新技術の場合、導入直後と数か月後では使い方が変化することがあります。

最初は操作方法を確認しながら使っていたものが、慣れてくると作業手順が簡略化されたり、現場に合わせた運用ルールが追加されたりします。この変化こそが、後任者に伝える価値の高い情報です。

記録方法も複雑にしすぎないことが重要です。

詳細な報告書を毎回作成する運用では、忙しい現場では更新が続かなくなる可能性があります。必要な情報を決め、日常業務の中で記録できる仕組みにする方が実用的です。

写真、位置情報、施工記録を作業のたびにまとめて保存できれば、引き継ぎ直前に写真を探したり、過去の記憶を頼りに使用場所を整理したりする負担も減らせます。

新技術を活用した現場では、技術の導入効果だけでなく、情報管理の方法も同時に見直すことで、担当者交代に強い現場運営につなげられます。

まとめ

NETISを活用して新技術を導入する現場では、NETIS登録番号や技術名称を共有するだけでは十分な引き継ぎとはいえません。

重要なのは、どの技術を使用しているのかを特定し、その技術をこの現場でどのような目的、条件、設定で使用してきたのかを後任者が理解できる状態にすることです。

まず、NETIS登録情報と現場で使用している技術を対応させます。次に、適用範囲や現場特有の制約条件を共有します。さらに、導入目的、設定値、施工条件、実際の活用結果を記録し、写真や位置情報、施工記録の保管場所を統一します。そして最後に、後任担当者が次に何を確認し、何を実施する必要があるのかを明確にします。

この7つを押さえることで、「技術は残っているのに使い方が分からない」「写真はあるのに場所が分からない」「設定を変更した理由が分からない」といった引き継ぎ時の情報抜けを減らしやすくなります。

特に施工写真や位置情報を多く扱う現場では、記録を取得する段階から引き継ぎを意識することが効果的です。後から人の記憶を頼りに整理するのではなく、撮影場所、日時、施工内容などをデータと対応させて保存しておけば、担当者が変わっても現場の状況を追いやすくなります。

LRTK Phoneは、現場写真や位置情報、施工記録などを現場の位置と結び付けて管理する際に活用できる自社プロダクトです。NETISを活用して新技術の基本情報を確認するとともに、現場で実際に取得した情報を位置や施工履歴と対応させて残すことで、担当者個人の記憶に依存しない引き継ぎ環境をつくりやすくなります。

NETISを単に新技術を検索するための仕組みとして使うのではなく、技術情報、施工条件、現場記録を整理するための共通基準として活用することが、担当者変更に強い現場づくりにつながります。

現場を3Dで残して、あとから測る。
実際の画面と動画で使い方を確認できます。

LRTK Phoneの使い方・実例を見る
資料請求導入相談
現場をスマホで3DスキャンLRTK Phone実例を見る

技術記事一覧へ戻る →